自分の技を磨く! 十年以上続けた仕事があれば、それを核に極めるのがスマート・エイジングの仕事術!

アンチエイジングとスマート・エイジングの違いとは

日頃、誰もが耳にしたことがあるであろう“アンチエイジング”という言葉。この言葉が表す本当の意味をご存知でしょうか。
アンチエイジングとは、若い頃の自分に戻りたい、年をとりたくない、高齢期を認めたくないといった加齢をネガティブにとらえた言葉なのです。

一方、スマート・エイジングは、高齢期になっても人として成長し、賢く知的に熟成していくという前向きな年の重ね方を表します。
いまの日本では少子高齢化が問題とされていますね。

そんな中、スマート・エイジングという考え方で、個々が前向きな年の重ね方をすることによって、社会そのものが活発になり、60代以上の方が定年を迎えられても活躍し続ける社会になっていきます。
考え方一つで自分自身の世界観も変わっていくでしょう。

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スマート・エイジングという考え方になる方法

スマート・エイジングという考え方になるには、どうすれば良いのでしょうか。
まず最も大事なことは、「自分らしくいきいきと過ごす」ということです。
私たち人間は、他人と比較し劣っていると卑屈になってしまう生き物です。

他人と比べるのではなく、自分は自分というように考えて自信を持ち、人の目を気にせずにやりたいことをやってみましょう。すると、様々な刺激や知識を吸収でき成長に繋がります。
考え方を変えることによって物の見方も変わっていきますよ。

それでは、さらに「自分らしくいきいき過ごす」ためには具体的に何をすれば良いのでしょうか。
スマート・エイジングには大きく7つの秘訣があげられています。詳しく見ていきましょう。

1. 有酸素運動をする

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自分らしくいきいき過ごすには、心身ともに健康なことが条件になってきますね。しかし、現実は70歳を超えたあたりから要介護率があがり、85歳を過ぎると45.9%の方が要介護状態になるのです。

寝たきりにならないためには病気を予防していくことが大切です。有酸素運動は血中の脂肪を燃やす働きをしてくれて、心肺機能も高めてくれます。

一番手軽に始めやすい有酸素運動はウォーキングでしょう。景色を楽しみながらウォーキングをすると、日頃気づかなかった発見もできて、気持ちも明るくなります。

2. 筋力のトレーニングを行う

有酸素運動であげたウォーキングでは、筋力までは鍛えることは難しいとされています。人は加齢とともに下半身が細くなっていきます。要するに、歩行機能が低下していくのです。
ですから、歩行機能において重要な筋肉、大腰筋を鍛えると良いでしょう。

3. 脳のトレーニングを行う

元気に過ごすための秘訣として、体だけではなく脳を鍛えることが大切です。
認知症の出現率は70歳を超えると急激に増える傾向にあります。
しかし、自分自身の日頃の努力によって、脳の老化防止をできることが多数の研究結果によって証明されています。

脳が若いとドーパミンが放出され、様々なことに興味をもち、感動し、いきいきし続けることができるのです。
ゲームやパズルなどで、楽しみながら脳のトレーニングをしてみましょう。

4. 年金以外でも収入を得る

年金以外の収入を得ることで、私たちの生活にどのような効果があるのでしょうか?
まず、収入が増えるので生活にゆとりができます。
また、働くことによって時間のリズムができるため、張りのある生活を得ることができます。働いている人と交流も増え、刺激も得られるでしょう。

しかし、「そうは言っても簡単に働く場所なんてないでしょ……」と思われている方も多いかもしれません。
ところが今は、高齢者でもファーストフード店でアルバイトをし、活躍している時代です。

意欲があれば、あなたにもできることはたくさんあります。
年金以外で収入を得て、お孫さんにプレゼントを買ってあげれば、さらに懐いてくれるかもしれませんよ。

5. 他人の役に立つ

他人の役に立つことで精神的に得られるものは、言葉では表せないような大きな幸福ですよね。
「あなたのおかげで助かったよ、ありがとう」と言われると、またやってあげようという意欲が湧いてくるでしょう。

そのような姿を子供や次世代の若者に見せれば、あなたが残した人との繋がりの温かさを受け継いでいってくれるかもしれません。

6. 明確な目標を持つ

あなたは明確で具体的な目標を持っていますか?
目標というと尻込みしてしまう方もいるでしょう。
しかし、大切なのは目標を持ってからの姿勢です。

目標を持つことによって、努力をし、日々の生活に張りやリズムが出てきて、毎日わくわく楽しくなってくるでしょう。さらに、目標を達成すると充実感にあふれ、もっと頑張ろうという意欲がわいてきます。

イギリスの政治家で首相も務めたことのあるスタンリー・ボルドウィンは「志を立てるのに遅すぎることはない」という名言を残しています。
何歳になっても目標に向かって努力をすることは、素敵なことですね。人生の糧になるでしょう。

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7. 好きなことに取り組む

今まで、仕事一筋で頑張ってきた男性、子育てに時間を費やしてきた女性。簡単そうに聞こえて、意外と“好きなこと”を思いつかない人もいるのではないでしょうか。
そのような方はまず、好きなことを見つけ出すことから始めてみましょう。

今まで抵抗があり躊躇していたことでも、挑戦してみると楽しくて没頭してしまうかもしれません。
自分らしくいきいきとこれからの人生を過ごし、意味のある有意義な時間にしてみてはいかがでしょうか?

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スマート・エイジングで自分の技を磨き続ける

そんなスマート・エイジングの考え方で、今も輝き続ける方がいます。
75歳の山田毅(仮名)さんは、40年前からお弁当屋さんを営んでおり、20年前から配食サービスも行っています。

配食サービスは、今まで支えてきてくれたお客様に感謝の気持ちをもっと伝えていきたいという想いから始まりました。
「あなた方がいないと生きていけない」と頼りにしてくださるお客様もいて、山田さんはとてもやり甲斐や使命感を感じながらお弁当を届けているそうです。

更に驚くのは、働いているスタッフの90%以上が70歳以上ということ。
同世代の人が届けてくれることによって、自然にコミュニケーションをとることができ、お客様はお弁当だけではなく人と接するという楽しみも増えているそうです。

いきいきと活躍している人が身近にいることで、いい刺激になっていきますね。
みなさんもスマート・エイジングという考え方で、今自分にできることを前向きに見つけて、これからの人生を豊かにしてみてはいかがでしょうか?